城南の不動産トレンド
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シニア世代の不動産購入記—還暦を迎えて考えた「人生最後の住まい」契約から引越編
こんにちは、エイムハウスマーケティング担当の横山です。
今回は、物件契約から引越しまでのお話です。

物件が決まり、売主様へ購入希望の不動産購入申し込み書を送付しました。私の場合は、不動産会社の社員として勤め先の仲介で購入すると正直にお伝えしたことで、スムーズに契約日を設定できました。
売主様や銀行との調整については、営業経験のない私にとっては不安もありましたが、弊社の営業マンがサポートしてくれたおかげで、契約から引き渡しまで安心して進めることができました。
契約は昨年の12月中旬に行い、銀行へ融資の申し込みをしました。年末までに審査が完了し、翌年1月中旬に金銭消費貸借契約を締結。その1週間後には銀行で決済を終え、物件の引き渡しを受けました。
引越し準備と注意点
引越しは1月中にも可能でしたが、約20年間住んでいた賃貸マンションの荷物整理に時間がかかるため、スケジュールを調整しました。シニア世代の引越しでは、特に荷物の整理が大きな課題になります。
引越し業者については、会社によく訪れていたサカイ引越センターの営業担当者に相談したところ、見積りを頑張りたいとのことで、お願いすることにしました。お客様には、必ず2社以上をご紹介するようにしています。
新居は賃貸より10平米以上広くなりますが、20年間でたまった不用品や古くなった電化製品、趣味で集めたPC部品やオーディオ機器など、不要なものが多くありました。そこで、自分なりの引越し準備カレンダーを作成し、計画的に処分を進めました。
休日を利用してリサイクルショップやハードオフに通い、自治体の粗大ゴミ回収も活用しました。専門業者に依頼することも考えましたが、費用が高額になるため、自力で進めることにしました。なお、サカイ引越センターでは不用品の処分は免許の関係で対応できないため、この点は注意が必要です。
引越し当日の流れ
引越し費用が高くなる3月を避け、2月中旬に日程を予約しました。引越し作業は3日間にわたり、荷造り、搬出、配置の順で進行しました。妻と二人での作業は難しいため、「全てお任せパック」を利用しました。
引越しのポイント
新居への引越し日は余裕を持って設定するのがおすすめです。荷物整理や各種手続きが並行すると精神的な負担が大きいため、スムーズな準備を心がけることが大切です。
また、不用品は単に廃棄するのではなく、少しでも資金に変える工夫をしました。リサイクルショップやフリマアプリを活用し、査定結果を比較したところ、専門店が最も高く買い取ってくれることがわかりました。ただし、故障した家電は処分費がかかる場合もあるので注意が必要です。
特にPC部品については、ハードオフでも売却可能ですが、ヤフオクやフリマアプリを利用するとより高額で売れる傾向があります。しかし、オンライン販売には時間がかかるため、引越し前に早めに対応することが重要です。
次回は、新居での生活準備について書きたいと思います。家具や家電の選び方、新しい住まいへの期待など、シニア世代ならではの視点でお届けします。